〇京都府京田辺市の一休寺(酬恩庵)にやって来た。この寺には重文建造物が多い。ので、前年・探訪した。そのとき・楓の多いのにも気がついて、紅葉の季節には是非また訪れようと期していた。それを実行したという訳。その名の通り・一休寺は、一休和尚が晩年を送った寺。
↓総門
↓総門を入ると、石碑(銅板埋め込み)が建っている。
銅板に書かれた書体は・一休和尚の筆跡。「諸悪莫作(しょあくまくさ)」「衆善奉行(しゅうぜんぶぎょう)」と書かれている。意味は、数々の悪行をすることなく、多くの善業をすれば、自然に心が美しく清らかになるということ。釈迦の教えを、弟子の阿難尊者が書き留めたそう。
枝振り随一の楓。
↑ここまでは、総門から一直線の参道。
↓ここから右折する。
最初に・一休和尚の廟所の門がある。
門の隙間から中を覗く。一休和尚の墓所。
↓次に、玄関・庫裏・本坊・書院・名勝庭園に入る門がある。
重要文化財はここに集中している。重要文化財を列挙すると、玄関・庫裏・東司(とうす、便所のこと)・本坊。本坊を囲む庭園は、国の名勝指定庭園。
玄関・ 庫裏の門から出て、来た道を振り返ったところ。
↓本堂の入口の門の方を見る。
本堂の入口門
門を潜って・本堂を見る。
↓重要文化財・本堂
↓本堂の右奥にある開山堂。
↓開山堂の前に立つ一休禅師の銅像。
境内奥に立つ・少年一休の銅像。
↓「このはし、わたるべからず」と立看してある。一休さんは「端(はし)」ではなく真ん中を堂々と渡るというのが話の落ちなんだが、ボクは小さい頃から単なる駄洒落じゃないか・頓知とチョット違うと思って感心していない。
↓宝物殿
↓一休禅師の頂相(ちんそう)。頂相は、禅宗で重視される・尊師の肖像画。
↓一休禅師の木像。これも頂相
↓重要文化財・鐘楼
以下・戻り道
総門に着いた。
ここで・先週末の紅葉探訪は終わり。