2013年11月18日月曜日

〇11/16(土) 大町市「若一王子(にゃくいちおうじ)神社」。重要文化財・本殿を探訪。

〇若一王子神社は、大町市街地の外れにある。市街地にこんな大社があったというのが意外。
祭神は、イザナミ命、命を奉祀した仁科王とその后・妹耶姫、仁科氏が熊野那智大社から勧請したその第五殿の祭神・若一王子。
 ↓赤鳥居の左手前に手水舎、正面奥に拝殿。
 ↓赤鳥居の右側少し奥に三重塔。
 三重塔。1711年建立。
 ↓左・拝殿、右・観音堂。
 拝殿
 拝殿
 ↓観音堂・茅葺。1706年建立。
 観音堂。
 〇観音堂と謂い・三重塔と謂い、まるで神社と寺院の混合形態。明治維新時に神仏分離令が出されて分離されるまで、まさに神仏は混淆していた。いわゆる神仏習合。仏が日本では神となって現れたと考える。いわゆる本地垂跡(ほんぢすいじゃく)説。出雲大社ですら見事に神仏習合していた。最近紹介した但馬国・妙見山の名草神社に建っている重要文化財・三重塔は、出雲大社から移築されたと言われている。
〇妙見山・名草神社の三重塔→http://takashikun.blogspot.jp/2013/11/1139m800m.html
↓本殿の屋根。鬼瓦部分に赤い鬼面が付いている。同様の赤い鬼面が、燕岳の登山口にある松尾寺の重要文化財・本殿の屋根にも付いていた。大町地方の独特の風習か。
 ↓以下、重要文化財・本殿。
 ↓背面



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