昨日、双子の弟の内科胃腸科医院へ行った。この半月間咳が止まらずそれも肺の中央から吐き出すような咳で夏風邪とは思えないので。女房は結核菌を移されたら診療所を閉じねばならんと脅した。自身では肺炎を疑った。診察結果は気管支炎。四日分の錠剤を出された。検査結果が深刻だったのは貧血の方。最近症状が顕著なので貧血検査を要請した。結果を見て弟は漸く事態の深刻化を認識。「鉄剤」を40日分処方した。吾輩はやっと「鉄剤」にありつけた、嬉しい。「鉄剤」といっても白く丸い錠剤。医院からの帰り道、七尾市街の中央を流れる御祓川畔を歩いて駅前に出た。川畔を歩いていたとき、そうだ”能登百景”の撮影をここから始めようと思った。
”能登百景01・七尾市御祓川畔”
今日も夏日。城山から能登島・能登半島先端が見晴るかせるかと期待してセレナで登ってみた。が、大気に蒸気が混じり過ぎて俯瞰風景は冴えなかった。
”能登百景02・七尾城址”
上杉謙信の吟詠という漢詩。「霜は軍営に満ちて秋気清し。数行の過雁、月三更(蝋燭を三度替える頃おいの月)。越山併せ得たり能州の景。さもあらばあれ家郷の遠征を懐う。」 七尾城はこの詩があるが故に歴史上の名城となる資格を与えられた。因みに滝廉太郎の名曲「荒城の月」の舞台を七尾城に引き付ける説があるが、それは全くの誤り。九州豊後・竹田市の「岡城址」を訪ねてみればその誤りがたちどころに分る。
↓七尾城本丸からの眺め。七尾市街地と七尾湾南湾、能登島が眼下に見える。
”能登百景03・七尾港”
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