神域を囲う鳥居と瑞垣が見えてきた。
山頂の神倉神社の鳥居と瑞垣。この中に御灯祭りの夜、数千の松明を掲げた上がり子達がひしめく。神域はそれほど広くない。上がり子達の密集度は過酷で、松明の火と煙の充満は物凄く、今や遅しと荒れ狂う上がり子の大集団の堰が切られたときの勢いは神がかったものだろう。巨大な岩盤。
拝殿と《ごとびき岩》
ごとびき岩
御灯祭りに備えて鍛錬していると思しき青年が走って登頂してきた。ごとびき岩に参拝してその裏に跳び上がって消えた、柏手の音がした。興味が湧いて見分してみると、この有様。女性の陰部との見立てだと直感。きっと生産の神を祀っている。
写真によく現れる御灯祭りの場面は、この鳥居に駆け下って来る場面。
絶壁の上に神倉神社がある。山頂の巨岩は《天磐盾》伝説をもっている。
御灯祭りの火の川の流れ。麓の鳥居まで駆け下って来たところ。
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