この明王堂こそ「千日回峯行」の拠点
鐘楼と本堂
明王堂
明王堂から下る
下った先
見上げると、断崖絶壁の石垣から堂宇がはみ出ている
護摩堂らしい
「不動明王は、密教では大日如来が衆生救済の為示現されたる応化身で、顕教では釈迦如来の降魔の御姿である。衆生を苦しめる悪魔及び説法するも強情容易に信ぜぬ者を折伏の為変化して憤怒の形相を現し給うものである。右手には悪魔を断除する大智の剣を持ち給い、左手の索は方便の自在を示し又悪魔を捕縛する縄に譬う。大火焔の中に立たせ給うは一切の罪障三毒を焼滅する為の大智を示す。頭の結髪は信ずる者には奴僕となって其祈願を叶えしめるとの御誓願の御姿である。」
「此の明王堂の不動尊は特に顕密の総合として回峯行の御本尊で、法華経の常不軽菩薩の上求菩提・下化衆生の御姿で、御精神形体共全仏教の根本と考えられる」
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