2011年3月11日金曜日

3/11(金)、激震が激震を

夜が明けて病窓から見渡す七尾の風景は真っ白。積雪は1ocmか。三月も中旬に入るというのに異常。今日は一日血糖値。糖尿病の本格化を疑われて急遽腹部のCTスキャンも追加された。それで遅くなった昼食後TVを入れたら、石原慎太郎が東京都議会で都知事選出馬を表明したとの報道。不出馬確実と見られていたのでこの急転回は驚き。都政だけでない、国政にも激震を走らせただろう。間もなく石原都知事の記者会見があると放送された直後、病室が静かに揺れ始めた。静かな揺れがいつまでも続く、異常。TV画面が緊急報道に切り替わる。三陸地方にM(マグニチュード)7.4の地震発生、大津波警報発令。画面を注視しているうちMは8.4にup。さらに8.8にup。このMが示す地震エネルギーは関東大震災、阪神淡路地震と比べて桁違いに巨大。日本地震観測史上最大。石原慎太郎の記者会見は吹っ飛んだ。が、彼が政界に与えた激震と東北地方太平洋沖地震発生とのタイミングの符号が何か宿命的な因果を感じさせた。嵐を呼ぶ男かも。

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