2011年3月28日月曜日

3/27(日)、浄瑠璃寺、興福寺の国宝たち

巨大な道の駅「針・T.R.S.」で朝を迎えた。七時に起き出した。セレナの中でパンを齧って朝食。名阪国道を下りたらそこは天理市。北上して奈良市へ。奈良公園・興福寺を通過して先ず浄瑠璃寺探訪から。山中に分け入り寺に着いたのが八時半前。入場は九時から、駐車場も閉まっている。仕方ないのでさらに山奥の岩船寺を探訪。なかなか絵になる寺。九時過ぎ浄瑠璃寺へ。薬師如来の瑠璃光を感じさせるような浄らかな寺。本堂に入り居並ぶ九体仏に見参したときは思わず合掌する気持になる。よくぞこの国宝・本堂と国宝・九体仏達が現代まで伝えられたもの。伊賀上野まで行って戻って来る破目になりながらそれでも訪れた甲斐があった。御仏のお導き。そのあと興福寺へ。今回は国宝館の仏たちに会うのが目的。それが圧巻だった。阿修羅像も拝見。食堂(じきどう)の本尊だった千手観音像の巨大さ(5m余)には圧倒された。二体の仁王像(人よりやや小さい)の凛気とダイナミックな迫力に感動。写真集・絵葉書を購入。東金堂(とうこんどう)の国宝仏像たちにも面会。興福寺は「中金堂」建立の大工事に入っていた。南円堂、北円堂も探訪。ここは内部を拝めないが、国宝の仏像達が納まっている。最後に三重塔を廻った。この塔は隅っこの窪地にひっそりと建っているので何処からも姿が見えずその気で探さないと対面できない。この時点が午後一時。奈良から七尾に戻る旅程もあり、昨夜の伊賀上野までの彷徨の疲れもあるので、今日はこの辺りで探訪旅行を打ち切って帰ることに。帰りの名神道で睡魔に襲われたので黒丸PAで仮睡したら二時間も寝た。帰着は晩八時。

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