2012年2月9日木曜日

〇西国33所観音霊場・第三番「粉河寺(こかわでら)」

ここは、和歌山県紀の川市字粉河。和歌山市から紀ノ川を遡ると中流域にある。根来寺が近い。↓粉河寺・大門の前に神木として崇められている大楠がある。「大神社」という小社の御神体になっている。 粉河寺・大門。仁王門・楼門。 重文



大門を潜って振り返って見た。
本堂へ向かう参道
童男堂
↓出現池。千手千眼観音の化身と謂われる童男大士が柳の枝を持ち白馬に乗ってこの池から出現したという伝説があるそう。
露坐仏・阿弥陀如来坐像
念仏堂
太子堂

手水舎 中門・重文
左見える大屋根は本堂。







丈六堂。丈六仏が祀ってあるからこの名があるのだろう。
丈六堂内の阿弥陀如来坐像。 地蔵堂 本堂・重文。本尊・千手観世音菩薩。粉河観音宗。

本堂の前が、国指定名勝庭園になっている。








本尊・千手観音菩薩像は火難を避けるため地下に穴を掘って安置されていると言われている。

本堂・側面
本堂

薬師堂
六角堂
鐘楼



六角堂

行者堂
行者堂 本堂前の名勝庭園。一段高い本堂境内地から見る。



千手堂・重文
門前の土産物店で飼われているフクロウ
同じくコノハズク
粉河寺は古寺。平安時代に既に朝廷や貴族の保護を得て栄えた。清少納言枕草子』194段には「寺は壺坂、笠置、法輪…石山、粉川、志賀」とあり、『梁塵秘抄』に載せる今様には「観音験(しるし)を見する寺、清水、石山、長谷の御山、粉河…」とある。

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