2012年2月7日火曜日

〇「青岸渡寺」と「熊野那智大社」

熊野那智大社・青岸渡寺参道石段。半端な登りではない。一の鳥居を潜って左に行くと那智大社、右に折れて急石段を昇ると青岸渡寺。 一の鳥居



石段は続く



二の鳥居が見えてきた。それを潜ると境内地。



境内に到達。熊野那智大社は中世以降明治維新まで青岸渡寺と渾然一体となって修験道の聖地として栄えた。日本第一大霊験所・根本熊野三所権現と呼ばれて崇敬された。それが明治維新政府によって神仏分離令・修験道禁止令が発せられて、青岸渡寺は廃仏毀釈の嵐の中で廃れ、熊野那智大社もまた衰退した。その後全国の崇敬者の支えにより寺社共に一応復興を遂げている。



拝殿。祭神は熊野十三神(飛瀧神を含む)。主神は熊野夫須美大神=イザナミ神。



↓大きい方が第六殿(八社殿)、左側小さい方が御縣彦社。それぞれ鈴門が付き瑞垣で囲われている。



神殿。第一殿から第五殿が東西横一列に配されている。それぞれの神殿が鈴門を持ち瑞垣で囲われている。そのうち三殿。右から第一殿・瀧宮、第二殿・証誠殿、第三殿・中御前。



五殿のうち四殿が見えている。左から第五殿・若宮、第四殿・西御前、第三殿・中御前、第二殿・証誠殿。



神木の大楠



青岸渡寺との通用門。門の向こうに見えるのは本堂。



青岸渡寺側から門を見る。



青岸渡寺本堂の屋根と熊野那智大社の屋根が庇を接するように建ち並んでいる。


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