2012年2月11日土曜日

〇西国33所観音霊場・第五番「葛井寺(ふじいでら)」

葛井寺は百済系の渡来人氏族「葛井連(ふじいのむらじ)の氏寺として8世紀半ばに創建されたと推定されている。大阪府藤井寺市藤井寺に所在する。「葛」と書いて「ふじ」と読む。地名・藤井寺はこの寺の所在に因む。↓南大門。

「西国五番観音霊場・紫雲山葛井寺」




仁王門を潜って境内を見渡す。正面に本堂がある。


境内右側。稲荷神社、藤棚、弘法大師堂等がある。


↓弘法大師堂



境内左側。阿弥陀二十五菩薩堂がある。
阿弥陀如来と二十五菩薩像


阿弥陀二十五菩薩堂周囲の藤棚を撮った。藤の花の頃には綺麗だろう。手前の石仏は出世地蔵。




本堂


本尊・乾漆千手観音坐像、国宝。日本最古の千手観音像。手は実際に千余ある。通常千手観音像は四十手で千手を現している。


千手を取り外した姿。


千手はこのようにして背後で取り付けられている。




護摩堂


護摩堂本尊・不動明王像


護摩堂と本堂


宝蔵前の藤棚


藤棚


鐘楼

駐車場の閉門時刻17:00が迫っていて焦ったので、重文・四脚門(西門)の探訪を怠った。ちょっと心残り。いつか藤花が満開の時季に訪れてみよう。次は第六番・壺坂寺。

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