2012年2月15日水曜日

〇西国33所観音霊場・第8番「長谷寺」

長谷寺は別名・初瀬寺。奈良県桜井市初瀬に所在。真言宗・豊山派。↓門前町。街並はこんなちゃちなもんではない。山にぶつかる前に右折する、すると長い長い門前町が続いている。

仁王門・山門



山門を潜ると直ぐに回廊が始まる。



↓案内パンフより引用

廻廊沿いの庭に牡丹が延々と植えられている。



回廊が右折する。

蔵王堂。この御堂の前で回廊が今度は左折する。

出口が本堂境内になっている。

本堂を見上げる

本堂境内に上がる手前に小社が並んでいる。神仏習合時代の名残。↓左から八幡宮、馬頭夫人宮、住吉宮。

↓三百余処宮

回廊

本堂境内地。上がると正面に愛染堂がある。

右方に地蔵堂がある。

鐘楼

本堂・国宝







↓懸崖舞台に立って本堂を見ている。

境内地から本堂に入る。本堂ほぼ中央に通路があり、向かって右側に本尊・十一面観音菩薩像がおわす。左側は礼拝堂。

本堂中央の通路

礼拝堂。外陣に相当。



↓懸崖舞台。京都の清水の舞台を思えばいい。

舞台からの眺望

↓案内パンフから。舞台から紅葉の五重塔方面を望む。

舞台から外陣・内陣を見る。「大悲閣」の掲額。



↓奥に十一面観世音菩薩像が見える。

十一面観世音菩薩像。その巨大さに圧倒される。



以下の仏像写真は講談社刊「日本の仏像・長谷寺十一面観音」より引用。








↓「裏観音」。本尊の裏に背中合わせに祀られているのでこう呼ばれる。

↓本尊御影大画軸。本尊と同じ大きさで描かれている。


↓「長谷寺縁起絵巻」。近江の国・三尾ヶ崎の里に巨大な楠が流れ着いた。この巨木は祟りをなし災厄を招く木だった。流転の末に大和国・初瀬の地に打ち捨てられた。徳道上人はこの巨木こそ御衣木(みそぎ・仏像の用材)にふさわしいと確信して観音像を彫ったという。



↓難陀龍王立像・重文


↓雨宝童子立像・重文


↓地蔵菩薩立像・重文


↓十一面観世音菩薩立像・重文


↓不動明王坐像・重文


舞台から五重塔が望める。








本堂・裏側面


大黒天堂


弘法大師御影堂


一切経堂。危険なので上がれない。


↓本長谷寺


本長谷寺


五重塔




三重塔跡


納骨堂


開山堂


写経堂


本堂を振り返る


本堂。案内パンフより引用


↓仁王門・屈折廻廊・本堂・五重塔。案内パンフより引用



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