2019年12月7日土曜日

★奥の細道紀行 第205章 村上市葡萄「明神岩・漆山神社」(芭蕉の歩いた出羽街道)

〇大沢峠を下って来ると、葡萄峠の手前に小神社があり、その背後に異様な明神磐があった。下図左端の「明神様(明神岩)」である

 ↓「矢葺(やぶき)明神・漆山神社」
 矢葺明神の名の由来。源義家・頼義が奥州征伐の帰路に、当社に戦勝報告をし余った矢で社殿の屋根を葺いた古事によるという。漆山神社は延喜式にその名がある。

 ↓社の背後に凄まじき岩が屹立している。これぞ明神岩


 ↓明神川。寒川に合流する。川の奥の方(上流)に大沢峠がある





  ↓ツルデマリの古木が明神岩を攀じ登っている。




  
 ↓腰掛石。誰が腰掛けた石か、その説明がない。さしづめ源義家・頼義あたりが腰掛けたというのだろう。
 ↓神祠の傍に立っていたら何かが降ってきて頭に当たり音を立てた。見ると木の実。
 見上げると栃ノ木が青々と葉を繁らせていた。落ちてきたのは栃の実


 辺りに栃の実が沢山落ちていた。
 ↓明神岩と神社の古図



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