2019年12月11日水曜日

★奥の細道紀行 第210章 村上市④「瀬波海岸・瀬波温泉」

曾良・随行日記』によると芭蕉一行は瀬波に出かけている。
『〇二十八日 ‥‥申ノ上刻(さるのじょうこく・午後三時半過ぎ)村上ニ着き、宿借りテ城中ヘ案内。‥‥。
〇廿九日 天気吉。昼時帯刀公ヨリ百疋給す(←10万円ほどらしい。3万円ほど説もある)喜兵・友兵来テ、光栄寺ヘ同道。‥‥。帰りて、冷麦持賞。未ノ下剋(ひつじのげこく、午後二時半頃)、宿(宿の主)久左衛門同道ニテ瀬波(温泉・海岸がある)ヘ行く。帰りて、‥‥。』
↓瀬波海岸
↓右奥の岬を回って行くと「笹川流れ」の海岸線に着く。
 ↓粟島が見える。
 ↓瀬波温泉。地元の人の話では、芭蕉が来たのはこちらの温泉街ではなく、川の向こうの旧瀬波の街。成程、瀬波に湯が噴き出したのは明治時代。原油を発掘していたら温泉が噴出したという

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