2011年4月2日土曜日

4/2(土)、京都伏見「稲荷山」登頂、泉涌寺・今熊野観音寺

昨夜は北陸道「南条SA」に宿泊。寝る前に読書していたら午前一時半を回っていた。今朝六時半に起床。八時前に出立した。京都に近づくと渋滞。道中で決めた行き先・伏見稲荷大社に到着したのが11:30。何故伏見稲荷大社を選んだか。それは前回伏見稲荷を探訪したときに「三の辻」まで登って下りてきた。その上に「四の辻」がありそこから稲荷山の数々の神蹟を参詣する周回コースが始まる。宿題が残されていた。今日決着をつけようと決意した。その「四の辻」から稲荷山の山頂を廻るコースの探訪だが、案内板には30分コースと表示してあったが、吾輩には3時間コースだった。吾輩は貧血気味なので上り坂で脚に酸素が十分回らず脚が疲れてだるくて歩が進まない、情けない。それでもどうにか宿題を果たした。伏見稲荷信仰はユニークでスケールもデカイ。神社といってもあれは神道とは全然違う。感じは中国の道教に近い。縄文時代の地生えの神々が堂々と生きている。稲荷山の山上は道という道が赤鳥居で覆われ、石に刻された神々の名前が全山を埋め尽くしている。とてつもなく異様。下山したのが三時。それから近くの東福寺の奥にある「泉涌寺(せんにゅうじ)」に回った。これがこの地に集中している天皇陵を護持する役目の「御寺」らしくてちょっと別格の寺という感じ。普通の寺院は「○○山○○寺」と名乗るが、この寺の名乗りは「御寺・泉涌寺(せんにゅうじ)」、名乗りだけでも十分変わっている。この「御寺」の門前に思いがけず西国十五番観音霊場「今熊野観音寺」があった。肩書き霊場がゆゆしいのでそこもついでに探訪。やはり見過ごせない寺だった。京都は実に奥深い。そして今何処に居るかというと‥道の駅「大和路へぐり」。信貴山が宵闇の中、真横に黒々と横たわっている。西の方信貴山を越えると大阪市の南部。東の方は斑鳩の里・法隆寺に連なる。明日何処に行くか、まだ決めてない。法隆寺と唐招提寺は行く可能性が大きい。近いし、何といっても建造物群も仏像達もその有する芸術性が卓越している。宝の山!(^^)! 写真集や絵葉書をあるだけ仕入れてくる。

2 件のコメント:

  1. またまた京都o(^▽^)o楽しんでますか?BlogUP楽しみにしています。

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  2. 京都はそれこそ隈なく探訪探索しようと思っています。あと10回行ってもとても果たせません。南山城にも古寺名刹が散りばめられているのをやっと知って、自分の無教養に呆れています。大和盆地も探索しだすと見るべき名所旧跡が山ほどある。日本は何処へ行っても宝の山、凄い文化的芸術的な国。momoさんも「仏像ガール」になったらぁ、最近若い子に多いらしいよ。(^O^)/

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