2019年6月10日月曜日

〇5-3(金) 熊本市北区「雲巌寺」宮本武蔵がこの寺の洞窟に籠って五輪書を認めた

〇「寂心さんの樟」と同じく熊本市北区内だが有明海方面に一山大きく越えて「雲巌禅寺」へ。そこに、宮本武蔵がに二年間籠って五輪書を執筆した洞穴がある。「霊巌洞」。五百羅漢も見所がある。↓左の道を下って行く。
 ↓本堂

↓宝物館収蔵の五輪書

 ↓巌流島の決闘に持参した木刀もある。櫂(かい)を削ったという伝説と全く違う。
↓有名な軸絵が三本


 ↓五百羅漢






 よく見るとすべて個性的。左はどうも猿の羅漢。右の大物然とした羅漢殿に捧げものをしている
 これは居眠り中か。
 下は妄想に耽っている感じ。上は妄想に打ち勝とうと努めている様子。
 これは足が痺れたか。
 首は肩で支えるには重いものと見えて、沢山の羅漢が首を落している。修行が足りなくて首になったか。
 この人は確かに妄想している。酒犯か。コップが生み出す煩悩との闘い。
 この人も妄想中
 それが証拠に眼がパッチリ開いている。
 ↓霊巌洞を見上げる
洞の内部





 奥に観音像が祀られているそう
 洞への登り
 洞の奥から外を見る。武蔵も毎日この外の緑や紅葉、雪景色を眺めたことだろう。四季は移ろう。無常。



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