2019年6月7日金曜日

★奥の細道紀行 第7章 粕壁(春日部)宿

〇この日、芭蕉と曾良は千住宿から歩きに歩いて草加、越谷宿を経て粕壁(春日部)宿に到達した。ただ芭蕉は、粕壁宿のことはおくびにも出していない。
曾良随行日記》『廿七日夜、カスカベ(粕壁、春日部)ニ泊ル。江戸ヨリ九里余』 
宿泊先の記載はないが、伝承では「医王山東陽寺」か「小渕山観音院」のいずれかとされている。ボクは旧日光街道と思しき旧道を辿って探し回り遂にこの二寺院を発見した。
〇「小渕山観音院
仁王門は、東日本大震災による損壊で修理中。
 ↓本堂。本尊は聖観世音菩薩  

 芭蕉句碑。
ものいへば唇さびし秋の風
 〇「医王山東陽寺」。曹洞宗。
  ↓本堂

 ↓本堂前の茂みに立つ奥の細道記念石碑。
↑「廿七日夜カスカへ二泊ル。江戸ヨリ九里余」
 ↓石碑左下の絵の拡大。
↑芭蕉と曾良。

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