〇旅行第一日目、知多半島の根元に着いたのはもう午後五時だった。夕暮れまでに時間がない。それで先端部の師崎港に有料自動車道をひた走って行くことに。半島西側・伊勢湾沿いには、焼き物の街の風情を残すユニークな町・常滑や中部国際空港があるが、いずれも何度か訪れており今のボクには関心がなかった。師崎港も女房と鳥羽からフェリーで渡来してきたことがあったが遠い昔のことであり、今回はとにかく知多半島の先端まで行って来たことの実績が出来ればそれで特に不満はなかった。
以下、師崎港。ボクは船の出入を見るのが小さい頃から大好き。ボクは七尾市府中町の波止場の近くで育った、幼少年時夕方や日曜日に波止場で船の出入を観察していた。
↓ 中型のフェリーが入港してきた。
狭い港内で方向転換を図る。
操船技術は見事なもの。
ドンピシャリ、ケツを接岸。
「フラワーライン」名鉄運営。接岸時に船上から投げられる接岸ロープを受け止める役の老人に「鳥羽から来たんですか」と訊くと「伊良湖」と答えた。このフラワーライン号を翌日渥美半島伊良湖港でも見ることになる。
↓ 伊良湖漁港。漁港はここだけではない。岬を回った北部にも大きな漁港がある。そちらは小型漁船の巣窟。
↓ そのうち沖合にもう一つフェリーの船影が現れた。
沖合には島影も幾つも見える。
島影のさらにずっと沖にうっすらと山影が見え、その薄影の中に煙突が空に向かって伸びているのが見える。この煙突の正体は翌日渥美半島に行ってみて分ったんだが、火力発電所の煙突。遠景にうっすらと見える山影は渥美半島先端部。
フェリーが近づいた。小型フェリー。
と見る間に停泊していた島々を巡る巡航船が動き出した。
小型フェリーが待機している。
船名は「しまゆり」と読める。この小型フェリーは沖に浮かぶ島と師崎を結ぶ船と見える。
この後すっかり夕闇に覆われた知多半島先端部を東海岸・三河湾沿いに北上した。人家・集落が途切れることなく続き、半田市域で一気に都会化する。知多半島は僻地ではない。
2012年9月18日火曜日
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あぁやっぱり海、船はいいですねー (ノ・∇・)ノ~~~~ あの~気になってたんですが、無鉄砲!って、私にはあてはまらない感じで、どんなん?って考えてしまいます(ー'`ー;)そしたら、三谷幸喜の映画『マジックアワー』のラストで佐藤浩一がバンバンって撃ちまくったシーンを思い出します…あれがほんとの無鉄砲!? (*`∀´)ノ彡
返信削除そうか、pacificvenusさんは無鉄砲じゃないんかぁf(~_~;)ボクのいう無鉄砲は、やるか・やらないでおくかと迷う時・大概やってしまうタイプ。漱石の「坊っちゃん」「山嵐」タイプ。
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