2013年9月21日土曜日

〇9/21(土)山梨県の探訪予定地を全部周った、おまけ付きで。

午後六時半、中央道「初狩PA」上り線に入り込んだ。交通量が異常に多いし、暗くなって老眼が霞むし、今日一日仕事に励んで目が疲れたので運転を続けるのに危険を感じたので。今夜はもうここで泊まることに決めた。明朝は越谷に行く。先ず「喜多院」探訪。ここは境内続きで「仙波東照宮」や「日吉神社」がくっ付いていて、もう重要文化財建造物の宝庫。楽しみにしている。越谷にはもう一つ期待するモノがある。伝統的重要建造物群保存地区。TVによく紹介される江戸時代的な商家の街並み。TVで見る限り大変見応えがある。
今日は朝から見通しが狂った。午前七時に目覚め直ぐに出発。神岡・松本間は下道で二時間弱と見ていたのが一時間半、松本・甲府間は高速利用で二時間強と見ていたのがたったの一時間。好い方に予定が狂った。お蔭で午前中に甲府市内の探訪を終えた。①「善光寺」、ここの楼門と本堂が重要文化財。宝物館が二つあって・一方は公開されている。ので、そちらを拝観。重文・阿弥陀三尊像に期待したんだが、三級の重要文化財。もう一つの宝物館は非公開。ここに秘仏の阿弥陀三尊像が二組保存されている。宝物館の中、左右に分れて三尊像が立っているそう。考えただけでゾクゾクする。秘仏になんかするなッ(`´)。拝観料は500円。チト高いが、本堂の戒壇廻りとセット料金。長野・善光寺と同じ趣向。暗闇の中・身動きがとれずに困ったf(-_-;)。余裕で・予定外の②「武田神社」探訪を織り込んだ。実はこの神社もう二回も訪れ済み。何かの資料で本殿が重文と書いてあったような気がしたので三回目の探訪に及んだという次第。が、どう見ても重文とは思えない。初めて宝物館に入館。案の定・見るべきほどのモノはなかった。午後探訪したモノを列挙しておく。③山梨市「大井俣・窪八幡神社」。これが信じられないほど美しい古典的神社で、重要文化財は十指に余るのだ。木の鳥居、神門、窪八幡神社の本殿・拝殿、摂社若宮神社の本殿・拝殿、末社高良神社本殿、末社武内大神社本殿、末社比咩三神社本殿、鐘楼がそう。アレ、余らなかったなぁf(~_~;)。とにかくボクの心に・この神社の佇まいの神妙さが沁みた。好い旅になった。旧・縣社。④山梨市「清白寺(せいはくじ)」。仏殿と庫裏が重要文化財だと思って探訪した。ら、道案内標識に「国宝・仏殿」とある。ボクはアッと驚いた。「清白寺」は国宝探訪の旅でかつて訪れていたのだった。この寺は禅寺で、総門・鐘門・仏殿・本堂が一直線に並んでいる。本堂の横に式台が付き、さらに庫裏がくっ付いている。記憶が鮮明で、それと現実がピッタシで懐かしかった。端正な古刹の風情をまた堪能してきた。⑤笛吹市「慈眼寺(じげんじ)」。本堂・鐘楼門・庫裏が重要文化財だというので探訪した。探し出すのにエライ苦労させられた。のに、辿り着いたら境内は補修工事中ですべての建物は覆い屋の中。何も見れなかった上に、工事関係者から邪魔者・変人扱いされた。何の用事かしつこく訊いた上に、「ああ、追っかけか」やと。文化財に追っかけがあるか。言うなら「オタクか」と言え(`´)。気を取り直して最後は⑥甲州市塩山(えんざん)「雲峰寺(うんぽうじ)」。大菩薩峠から下山してくる登山者とよく出会う青梅街道の山奥。仁王門・本堂・庫裏・書院が重要文化財。夕暮れが迫っていたが、まだ宝物館が開いていたので滑り込んだ。見るべきほどのモノはなかったんだが。境内の真ん中に櫻の巨樹が立っている。残念ながら書院は見えなかった。ここを最後に中央道に向かった。途中夕陽の赤い光が水平に目に入って眩しかったが、それも中央道に入る頃には消えた。高速に乗った時にはライトを点けていた。働き詰めた一日がこうして終わった。

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