御岳山・清水寺は標高500mの山上にある。有料の自家登山自動車道が開かれている。西国33所霊場第25番札所。大正2年、山火事の延焼により全山の伽藍堂宇が焼失した。歴史的価値のある建物は残っていない。大講堂・根本中堂などは再建されたが、多宝塔は再建されないまま。印度僧・法道仙人の創建と伝承される。
古代的な石段と石垣が続く。往古を髣髴とさせる。
石南花が見事。
薬師堂
薬師堂・本尊
大講堂を薬師堂から見る。側面が見えている。
大講堂の正面
本尊・千手観音座像(「日本の仏像14・三千院」より引用)
根本中堂へと登る石段の上から見た大講堂
地蔵堂
地蔵堂・本尊
根本中堂へ
根本中堂正面
根本中堂
根本中堂・本尊。厨子の中に納まり秘仏とされている。折角の参詣者のために堂内にこのような説明写真が用意されている。偶像崇拝のために造仏しておいてそれを秘仏化するという矛盾の極みを緩衝するためにこのような配慮を示すということは実に好ましい。本尊は十一面観音と見える。
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