2012年3月17日土曜日

〇3/17(土)湖北観音めぐりの続きをやった。

先週湖北観音めぐりをしたが、今日はその続きになった。今朝九時過ぎと出遅れたうえ雨天で速度規制がかかっていたので木ノ本ICを出たのが12:30。一日雨天で景色は暗く気が滅入ったので、先ず渡岸寺(どおがんじ)の国宝十一面観音立像にお目に掛かることから始めた。この仏像は国宝の中でも天下一品。湖北にこんな至上の芸術作品が存在していることが奇蹟。今日のこの国宝は、仏像というよりも彫刻作品としての面が吾輩の目に際立って見えた。その彫刻芸術の洗練されていることッ。↓渡岸寺の仁王門本堂
本堂隣の観音堂。この中に国宝十一面観音立像が安置されている。傍に安置されている大日如来坐像・重要文化財も秀作。
高月町・渡岸寺の国宝十一面観音立像の最も素敵なところは、いつでも存分に何の気兼ねもなくまじまじと鑑賞できること。いつでも会いたいときに会えること。村人有志によって護持されている。
次に先週携帯電話を持たなかったのでしくじった西野薬師堂に赴いた。今回は携帯を持参してきた。早速当番者に電話すると直ぐに繋がり来てくれるという。やれ有難やと待っていると、その人は徒歩でやって来た。お堂のなかには意外なことに重文・仏像が二体並んで立っていた。薬師如来立像と十一面観音立像。いずれもどっしりとした感じの秀作。しかし、国宝の洗練された彫刻美を堪能してきた目には芸術味に不満を感じた。 ↓中央が薬師堂。この中に重文二体が安置されている。薬師如来立像と十一面観音立像。

「国宝」とあるが、これは「旧国宝」と読まねばならない。現在は「国指定重要文化財」。
薬師堂
↓観音路案内パンフの写真。薬師堂内の祭壇には左右反対に安置されている。
↓向かって右に薬師如来立像。
左に十一面観音立像。



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