退院当日(土)はエストのオカアサンに「旅に出てはいけません、週末は養生すべきです」と止められて出立を断念。日曜日(3.11東北大震災の日)の朝食後やっぱり出立することに。向かう先は滋賀県湖北の観音堂巡り。湖北一帯には不思議と十一面観音像を肇とする観音像が多い。国宝が一体、国重文が七、八体。九時に家を出た。途中で食後の薬を飲み忘れたことに気付いて意気消沈。血糖値をできるだけ抑え込むため昼食を控えることに。さらに携帯電話も忘れていた。無住の可能性のある御堂巡りには鍵を開けてくれる人に連絡するために携帯電話は絶対必需品。出雲旅行では痛い目に遭わされた。宍道湖畔の「大寺薬師」に辿り着き巨大な重文仏像群にお目に懸かれると喜んだら無住の宝物館で電話連絡が必要。迂闊にも携帯電話を携帯していなかった。泣く泣く大寺薬師を後にした苦い思い出がある。その轍を多分踏む。
正午前に木之本ICを下りて木之本市街を東に抜けてさらに深い谷間を北上して奥に入り、大見いこいの森公園に着いた。そこに「医王寺」がありその観音堂に重文・十一面観音像が安置されている。が、無住。連絡先は書いてあるが携帯はない。ここからドタバタ劇の観音巡りが始まった。さて吾輩は観音様にお会いできただろうか。
2012年3月12日月曜日
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