黄檗山・万福寺の存在を知ったのはつい最近。この大寺の存在をどうして今まで知らずにおれたものか不思議。長崎の崇福寺はこの寺の姉妹寺のようなもので、崇福寺には国宝建造物が二件あり、当然近々探訪することにしていた。↓ 総門。中国・明代の建築様式。 万福寺全景の絵図。日本有数の大寺。
↓ 三門
山門の掲額「黄檗山(おうばくさん)」
「萬福寺」。中国式に聯が左右の柱に掛けられている。
三門を潜って境内奥を見る。天王殿が見える。
天王殿
天王殿前に「隠元豆」が栽培されている。
隠元豆は、万福寺・開元の「隠元禅師」が中国から持参したそう。
天王殿の真正面にこの像が坐っている。布袋像。この像、道教に馴染んだ中国人のもので、日本人はこの顔・表情、腹、態度、何もかも好きになれないんじゃないか。
四天王像が左右の壁の前に立つ。
布袋像の真後ろに韋駄天像が立つ。
天王殿のさらに奥の境内。本堂・大雄宝殿が建つ。
大雄宝殿(だいおうほうでん)。本堂にあたる。
掲額「大雄宝殿」
「萬徳尊」
香炉
中尊・釈迦牟尼仏。脇侍、向かって右・迦葉尊者、左・阿難尊者。
宝殿の中の掲額。明治天皇の御宸筆。
黄檗宗開山・隠元禅師騎獅像
左右の壁の前に十八羅漢像が並ぶ。
境内のさらに奥に法堂がある。
卍崩しの高欄。向かいは大雄宝殿裏側。
掲額「獅子吼」。獅子吼とは釈迦の説法のこと。
法堂の背後にも堂宇伽藍が配されているが、立入禁止。また、法堂の左右に東方丈・西方丈があるが、ここも立入禁止。
2011年11月14日月曜日
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