2010年9月22日水曜日

9/21(火)、阿蘇山登山、天岩戸神社・高千穂峡再訪

9/21(火)08:00、「国造(こくぞう)神社」という名前にほだされて今日の第一号探訪はこの宮。北の外輪山の麓にある。その後阿蘇登山、東登山道から。米塚、赤牛と懐かしい光景を写真に収める。前に来たのは三女(末娘)が幼くて三つ位だからもう23年ほど昔のことか。当時吾輩も40歳位でまだまだ若かった。赤牛までは順調だったが、草千里に来た頃は目の前に広がる筈の風景はガスの中。拍子で草千里の駐車場に入ったら料金が410円、高い。阿蘇火山博物館があったので入場したら840円、これも高いと思った。が、実は高くなかった。昨晩小国から道の駅「阿蘇」までの間に不思議な体験をした。小国からはほぼ一直線に登りつめる、それが外輪山の頂上からはヘアピンカーブをクネクネ延々と急降下し続ける。この奇妙な外輪山が形成された仕組みに関心を持った。吾輩の推測は、無数の噴火で盛り上がった超大規模な阿蘇火山群の内部が火山活動の沈静化につれて空洞化し大陥没したというもの。そして博物館の展示は、ほぼその通りであることを示して呉れた。溜飲が下りた、それにしては840円は安いもの(*^^)v 博物館を出たのが11:30頃か。時間を掛けたのには、そのうち靄が晴れるかもという期待もあった。外に出ると靄が晴れていた。それで中岳の噴火口を覗きに山頂にセレナを駆った。が、硫黄ガスの噴煙がきついというので噴火口には近づけず展望台まで。その後登山道を高森に下って高千穂へ。
先ず《天岩戸神社》東の宮に参拝。こちらには天照大神が祀られている。次に西宮に参拝。こちらには女房と年末年始旅行で参っているが、あのときは《天岩戸》を拝殿から参拝しただけで、申込めば直に遙拝できたのをそうとは知らずに残念だった。今回は早速受付へ。巫女さんに何処から来たかと問われて「石川県」と答えると直ぐに待っている溜まりに混ぜて呉れた。それが意外なことに“無料”。考えてみるとそれが当然かも。《天岩戸》を遙拝させて金を取る神社があったら、それは真正な《天岩戸神社》でないことを自ら証明しているようなもの、怖れを知らぬに程がある。《天岩戸》は樹影に紛れてそれと知らねば見えない。今は相当崩れているらしい。往古は間口18m、奥行9m程だったという。見えた姿は絵に描き留めるしかない。
それから《高千穂峡》へ。ここも女房と来たが後で考えてみたら、まだ残りを見捨てたように思えたので。確かに《真名井の滝》の光景は絶景で《高千穂峡》の真骨頂だが、飛槍(とびやり)より上流の方にまだ面白さの半分が残されていた。それを満喫。これで《高千穂峡》は卒業。
椎葉へ行く予定を変更し五ヶ瀬川を延岡へ下る。途中から自動車専用道路に乗り日向市へ。日向岬の「馬の背」を探訪中に日が暮れた。「クルスの海」まで到達したが暗闇の中では如何せんf(/_;)、岩場に十字の海が見えるらしい。19:30、道の駅「日向」に到着、今夜はここに泊まる。歩行数12,900歩。延べ走行距離数1,485km。明日は《西都原》から探訪を始める。

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