2010年9月22日水曜日

9/22(水)、宮崎県「西都原(さいとばる)」探訪、高千穂峰の麗姿を求めたが‥

早朝五時前に目覚め。夏ならもう明るかったが、今は秋。夜の闇は深い。06:00漸くすっかり夜が明けたので道の駅「日向」を出立。「西都原」へ。07:00「西都原」到着。二度目。古墳群は西都市の丘陵台地上に展開している。数十メートル天に近づいた台地上はまさに異界。この台地上の世界は只事ではない。記紀の日向神話にリアリティを感ずる。西都(さいと)を中心にした古代日向国に只ならぬ権力が構成され実在したことは確か。古墳群を歩き疲れたので舞台を「高千穂峰」に転じた。天孫降臨神話の舞台。道を「高千穂峰」や「霧島山」「韓国岳」などに出来るだけ接近するように山奥深く分け入ったが、舞台は全然開かなかった。ただ一箇所、「高千穂河原」が絶好のロケイションを提供して呉れたが、雲に邪魔された。それに到着が16:55、駐車場の閉鎖が17:00では如何ともし難かった。「高千穂河原」には「霧島神宮」が元所在した。高千穂峰に降臨したニニギノミコトを祀る適地は確かに「高千穂河原」が相応しかったろう。古宮からは霊峰「高千穂峰」が鉾の様に鋭利な頂上を聳やかしているに違いない。好天の日にいつかきっと「高千穂河原」の霧島神宮「古宮」に立ってみよう。因みに霧島神宮が古宮から現在地に遷座したのは、霧島山の噴火で宮が跡形もなく焼失させられたからだそう。しかし天孫降臨を寿ぐ祀りは今も古宮で行われるそう。高千穂峰の山頂が綺麗に見えるのだ、吾輩はそう信ずる。今九州自動車道「桜島SA」に居る。今夜は此処で泊まる。明日は先ず指宿に行き「開聞岳」を見て折り返すつもり。好天なら霧島神宮「古宮」を訪れたいもの。とてつもない山奥だが、絵になる風景に出逢える可能性がある。もっともさっきかなりの雨音がしていた。「狭野(さの)神社」「霧島神宮」に参拝。歩数20,300歩。述べ走行距離数1,725km。

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