2020年2月4日火曜日

★奥の細道紀行 第251章 高岡市①「二上山」

『曾良随行日記』『○十四日 快晴。暑甚シ。富山カヽラズシテ(滑川一リ程来、渡テトヤマへ別)、三リ、東石瀬野(渡シ有。大川)。四リ半、ハウ生子(渡有。甚大川也。半里計)。 氷見へ欲行、不往。高岡へ出ル。二リ也。ナゴ・①二上山・②イハセノ等ヲ見ル。高岡ニ申ノ上刻(さるのじょうこく・午後4時前)着テ宿。翁、気色不勝。 暑極テ甚。不快同然。』
〇「二上山」は歌枕。芭蕉の旅は歌枕を訪ねる旅だった。万葉集《玉くしげ二上山に鳴く鳥の声の恋しき時は来にけり》大伴家持
↓高岡市北郊から見た二上山



 〇大伴家持の脳裏に焼き付いていた奈良当麻寺から見た二上山
 ↓奈良盆地から見た二上山(Wikiより)

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