2010年4月19日月曜日

高野山・大伽藍

吉野山を、車乗入れ規制が掛かる前に下山。一路高野山に向かった。九度山口から入山。これまでにも高野山に登山したことはあったが単なる観光。今回は高野山の全容を知るため全山隈なく歩き回った。結果、山上の平は次の四分野で構成されていることを知った。①大伽藍、②金剛峯寺、③大墓所、④奥の院。以下、この分野ごとに報告。先ずは大伽藍から。報告はすこぶる長くなる。
中門は礎石だけが残っている。大伽藍で再建されていないのは、中門だけ。中門復興の勧進が行われていた。中門が再建されれば、大伽藍のすべての建物が揃う。奥正面に見えるのは、金堂。

金堂
根本大塔。昭和9年に再建、大塔が再建されたのは6回目だそう。真言密教の教理上の中心としての大日如来を象徴する。塔内の5仏のうち、中尊が胎蔵界大日如来、4仏は金剛界の4仏、阿★・宝生・弥陀・釈迦の4仏で、胎金両部不二の深義を表す。根本大塔は、絶対仏大日如来のシンボルであり、高野山の教理上の中心。
金堂
記念の大法要が行われるところらしい。
御影堂
御影堂から根本大塔を見る。
御影堂
孔雀堂
孔雀堂から根本大塔を見る。
以下、次稿。

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