2010年4月27日火曜日
今夜の露営地は道の駅「水の郷・さわら」
「水の郷・さわら」は千葉県香取市の旧佐原地域にある。新米(本当は「新前」が正しい、新しい前掛けをしたホヤホヤのこと)の道の駅でとても立派な施設。ところで何故岩手県に居ずに千葉県に居るのか、それが問題やという訳は全然なくて、偕楽園を見学してから常磐道・水戸北スマートICに戻ったら‥このICは変則で「東京方面」しかなかった、「いわき方面」は行けませんということで已むなく(>_<)。偕楽園を出たときは常磐道をぶっ飛ばして相馬辺りまで行きそれから下道を仙台まで行きさらに岩手県に入って直ぐの「毛越寺」「中尊寺」に行く腹になっていたのにぃf(-_-;)。さて水戸・偕楽園は朝7時から歩き回った、歩き回ると実に興趣ある庭園であることが分る。観光バスで来て覗く分には大した庭園には思えないだろう。2時間歩く覚悟の人なら「兼六園」の上であることが分る。それにしても基本的には梅園なので梅の花の季節にこそ来るべし。10:30水戸ご出立、鹿島神宮に向かう道中は雨、それが鹿島神宮に着いたら不思議と上がった。鹿島神宮は別格・屈指の古い大社、30年近く前にここを訪れたときはボロボロに錆びた長大な直刀が宝物として展示されていた記憶があるが、今は奈良時代製というピカピカの直刀だけが展示してあった。長さが3m近いのは昔と変わらない。次の潮来は道中も着いてからも本格的な降り、潮来の街を走っていたら「公衆便所」の案内があったのでここだなと勘をつけてハンドル切ったらドンピシャリ、水郷潮来観光の目玉地。合羽を着て歩いた。「潮来花嫁さん」と「潮来の伊太郎」の銅像があり、それは流行歌も流れてくる仕掛け付き(伊太郎の顔は橋幸夫そっくり、花嫁さんの歌声は花村菊枝)、水郷の面影は今はなし。雨の日は晴れの日よりも暮れるのが1時間は早い、今日は次の日程の「香取神宮」参詣で打ち止めにしようと思いながら利根川を渡り香取市役所に向かった。が、佐原市街をウロウロするばかり、完全に地理勘がトチ狂った、一方通行を逆行して土着の人にビックリされる始末でもうお手挙げ、窮余の一策で佐原駅に出たら駅前交番があったので乗りつけた。「どうされましたか」と訊かれたので「石川県から来て香取神宮を探してるんですが全然分らない」と言うと、親切に地図を描いて説明してくれた。分らないのが道理で「香取市」は旧佐原市と香取市が合併、市役所は旧佐原市役所を使い名は香取市とするという合併によくある名実を適切に使い分ける妥協策をとったらしい。若い警察官の描く地図に「道の駅」が書き込まれ「これは最近できたんですが」との説明がついたとき、僕の目がキラリと光らないことか、今夜の露営地はこの瞬間に決まった。その道の駅は香取神宮に近かった。夕暮れて雨降りなので計画を変更し、香取神宮参詣は明朝に回して道の駅に収まった、駅の名は「水の郷・さわら」、国道沿いの素晴らしい施設。ここで得た情報でさらに明日の計画も決定、早朝に香取神宮に参詣する、それから佐原の伝統的建物群のある街並を散策する、散策の窮極目標は「伊能忠敬記念館」、そう地理好きなら尊敬してやまない伊能忠敬翁は佐原の人。醤油蔵で大きさが日本一のものも残っているらしい。アヤメ・カキツバタの季節にはちょっと早いがその季節になると水郷佐原・水生植物園がとんでもなく素敵そう。佐原は見所抜群、明日一日を佐原探訪に割いても惜しくない。それでは皆様、今日も一日労働ご苦労様でした、僕は車の中で一杯飲んでお気楽に寝ますんで悪しからず(^O^)/(-。-)y-゜゜゜あっ、今日の歩行数は14.000歩でしたぁf(^_^;)
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