2019年11月9日土曜日

★奥の細道紀行 第166章 鶴岡市手向(とうげ)宿坊「大進坊、出羽三山句碑」」

〇羽黒山・随神門の前に出羽三山修験者の宿坊街がある。修験道的造りの宿坊が無慮20軒は並んでいて特異な街並みを形成している。



宿坊のうちでも一際立派な宿坊が大進坊で、その敷地に芭蕉の出羽三山句碑がある。
↓右側に句碑が建つ
 ↓中央に句碑

 ↓出羽三山句碑
 『涼しさやほの三日月の羽黒山』
 『雲の峰いくつ崩れて月の山』
 『語られぬ湯殿に濡らす袂かな』
〇芭蕉は最上川を下り清河で上陸して手向(とうげ)を通って羽黒山に入った。手向の宿坊街を歩きこの「大進坊」の前も通過した筈
〇三山句碑の前には、羽黒山中興の祖第50代別当天宥法印を悼んだ句「無玉や羽黒にかへす法の月」が刻まれた句碑が立ち、その前には、小さな芭蕉像が立っているらしい(ボクが2015-7-8に尋ねた時には句碑も像も残念ながら見当たらなかった)

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