『曾良随行日記』 『〇廿六日 晴。大山ヲ立つ。‥‥。大山より三瀬(三瀬)ヘ三里十六丁、難所也。三瀬より温海(あつみ)ヘ三リ(里)半。此の内‥‥色々ノ岩組景地有り。未の剋(ひつじのこく、午後二時)、温海に着く。鈴木所左衛門宅に宿。‥‥。』
「三瀬」への道は「難所」だとある。「笠取峠」越えの道を云うと思われる。芭蕉は笠取峠を越えて行ったといわれる
「三瀬」は現地の道路案内のアルファベット表記を見ると「さんぜ」とある。
↓三瀬海水浴場
↓国道7号線は現代は海岸線を走りトンネルを潜っているが、昔は向かいに見える山を越す笠取峠を通っていた。三瀬海水浴場から国道7号線釜谷トンネル入口に出る道から見ている
↓「笠取峠(緑色)」がその難所だったろう。海岸道も海が荒れた日は難所だったろう。
釜谷トンネル。三瀬海水浴場方面へ抜ける。トンネルの上を峠道が通る
↓小波渡(こばと)方面に抜けるトンネル。トンネルの真上(やや右に)三角屋根の展望台が見える。笠取峠の頂上
↓展望台とそこに至る峠道(左から来る)が見える
↓笠取峠展望台
〇笠取峠に登る道を探索。難航したがようやく発見
↓峠道登り口
↓何と崖崩れの為車両通行止め
↓少し通行止めの先を歩いてみる
峠道を登って直ぐの所で下を見る。県道334号(日本海東北道・酒田方面に至る)
2019年11月28日木曜日
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