2010年6月26日土曜日

奥入瀬渓流(三)




銚子大滝に戻ってきた


寒沢。銚子大滝の真横に口を開けている。この流れは吾輩には重要。小学校の国語教科書で和井内貞行の物語を読んだ、教室で指名されて読んだ、噛まずに初めから終わりまで読み通した、その物語が強烈な記憶になった。和井内貞行は十和田湖でニジマスの養殖を企画したが奥入瀬渓流を下って海に出たニジマスが一匹も帰ってこない。故郷の川に戻って来るマスの性質に反している。その原因が銚子大滝、別名「魚止めの滝」にあると見て大滝の横に口を開いているこの寒沢を活用しニジマスが上れるように川床を整備した。そして養殖事業は成功を見た。その物語の舞台をこの目で見た。それがどうしたッ、という問題ではない。


奥入瀬本流


千筋の滝


阿修羅の流れ。奥入瀬渓流一番の激流、見所


根の形が面白いと思った

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